●獣王星　白泉社　１巻〜５巻　完結

　２００３年１０月読了

　ようやく、５月に出たらしい、５巻、完結編を今日、購入して読みました。１０年かかって完結したので、所々、曖昧になっている部分も。
３巻以降が長かったな〜。

簡単にあらすじです。（曖昧になっているので、簡単に…）
囚人が住む、劣悪な環境の星、生き残った人間たちが巣くう星。「獣王星」。
そこに両親を殺され、放棄されたふたごの少年ラーイとトール。
そのトールが自分の力で、獣の王となるため、内部紛争の中のし上がっていくのです。３０歳までしか生きられないといわれている中、獣の王になれば、この星から出してもらえる、存命の手術をしてもらえるという神話を信じて。

そして、トールは、両親の虐殺の復讐をするために。

樹なつみさんは、「ＯＺ」の時からファンで、「ＯＺ」は最高に面白い作品でした。何より、絵に迫力があって、コマ割がダイナミック。
男性も美形だし、強いしね。
その分、女性がめそめそしているのが多いのが不思議。
本人の好みなのかな。
男性は強く、かっこよく、タフ。女性は、うじうじ、女々しいのが多い…。

「獣王星」は、間が空きすぎたので、もう一度、全巻、読み返してみたいと思ってます。ただ、私としては、「ＯＺ」は超えなかったな。

　リリカルな岩館真理子さんや大島弓子さんのような漫画家さんも好きだけど、こういう戦闘チックな強い漫画も好きなんですよね。